投資信託を売却しVT・VTIなどの海外ETFにリレー投資した件

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投資信託は、主に楽天証券とSBI証券で保有しています。

確定拠出年金やつみたてNISAなどの非課税枠は夫婦で満額フル活用していますが、それらの非課税枠で買いきれなかった分は、通常の特定口座内でコツコツと購入・保有してきました。メインで買い付けてきたのは、以下の3つの投資信託です。

  • e MAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
  • e MAXIS Slim米国株式(S&P 500)
  • 楽天・全米株式インデックス・ファンド

今回は、特定口座内の投資信託がある程度の評価額になってきたので、全口売却してより低コストで保有できる海外ETFに乗り換えました。

いわゆるリレー投資というものです。

どうして投資信託を売ってETFを買ったのか?

投資信託からETFへのリレー投資のメリット

私が考えるリレー投資のメリットは以下の4つです。

  1. 保有コストが下がる(0.03%程度のものもある)
  2. 通常、海外ETFの方が投資先の選択肢が多い
  3. VTI・VTなどの海外ETFは、日本の投資信託と比べて純資産総額もけた違いに大きいものが多く(数兆円規模のものある)、数年後も高確率で存続していると思える(個人的な見解です)
  4. ETFの運用は投資信託に比べて透明性が高い(買値、売値がリアルタイムで分かる、自分がどんなものを売り買いしているのかが分かりやすい)

投資信託からETFへのリレー投資のデメリット

  1. 投資信託を売る時に売却益に課税される(利益が出ている場合)
  2. 新たにETFの購入手数料、為替手数料(海外ETFの場合)がかかる
  3. ETFは分配金の自動再投資ができないので自分でやるのが手間(2019年10月現在)

わたしの場合、メリットの3番目と4番目を特に重視しました。デメリットの方はそんなに気になりませんでした。

海外ETFの選択肢は日本国内で買える投資信託やETFに比べて多く、また資産残高、流動性の面からも数十年後もしっかりと存続していると考えられます。

長期投資家にとって、この「数十年後も存続してくれると思える」というのは結構大きいです。

例えば、本家VTIと楽天VTI、本家VTと楽天VT、どちらが数十年後まで存続しているでしょうか?

楽天VTI・楽天VTはとても素晴らしい商品ですが、国内の販売事情、バンガード社との関係性、バンガード社の日本での販売戦略など、外部の要因による不確定要素が多いことは否めません。

バンガード社本体が本気で日本に上陸してきたら、楽天VTIや楽天VTがまともに戦えるのかは未知数です。

海外ETFを4つに絞って買い付け

投資信託を売却した資金と貯金を使って以下の4つの海外ETFを買い付けました。銘柄名と投資割合を紹介します。

  • VT(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF):50%
  • VTI(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF):40%
  • VDC(バンガード・米国生活必需品セクターETF):5%
  • VHT(バンガード・米国ヘルスケア・セクターETF):5%

手順は以下のとおりです。

  1. 投資信託を売却して得た資金と、貯めてあった日本円をSBI銀行でドル転
  2. SBI銀行からSBI証券に米ドルを移動(外貨入金、手数料無料)
  3. SBI証券で海外ETFを買い付け

中途半端に余ったドルは、とりあえず外貨建MMF(ブラックロック・スーパー・マネー・マーケット・ファンド(米ドル))にしておきました。

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4つのETFに絞った経緯

今回4つのETFに絞るまでの手順を説明します。

①投資戦略をたてる

まずは、投資戦略を立てます。具体的には、買い付けるETFの選定と投資割合の振り分けです。

投資戦略についてはジェレミー・シーゲル教授の「株式投資の未来 永続する会社が本当の利益をもたらす」とバートン・マルキール教授の「ウォール街のランダム・ウォーカー<原著第12版> 株式投資の不滅の真理」の影響を強く受けています。

ポートフォリオのコアになる部分の運用方針

  • 株式100%の資産配分にする
  • 投資対象を国際的に分散させる

ポートフォリオのサテライトになる部分の方針

  • 高配当戦略
  • バリュー戦略
  • セクター戦略(生活必需品セクター、ヘルスケアセクター)
  • サイズ戦略(中型株・小型株の成長性を資産運用に取り込む)

②候補のETFを大まかに絞る

投資戦略に合うETFを「経費率、運用総額、過去の運用実績」で大まかにふるいにかけ、第一候補となるETFを以下の14個に絞りました。

コア戦略用のETF

  1. VT
  2. VTI

サテライト戦略用のETF

高配当戦略

  1. VYM
  2. VIG
  3. RWR
  4. IYR
  5. RWX

バリュー戦略

  1. VTV

セクター戦略

  1. KXI
  2. VDC
  3. IXJ
  4. VHT

サイズ戦略

  1. VO
  2. VOT

③ETF Replayで過去の運用成績を確認しさらにふるいにかける

ETF Replayを使って、候補になっているETFの過去の分配金込運用成績を確認します。

この時点で、極端に値動きの似ているETFが複数ある場合には、どちらかのETFに絞ります。

例えば、

  • VYM(緑)
  • VTI(青)
  • VDC(黄色)
  • VHT(黒)

で2008年1月~2019年10月25日までの分配金込運用成績を比較すると下の図のようになります。

VYM(緑)は個人的には大好きなETFですが、長期で見るとVTI(青)の値動きとほぼ同じ値動きをしていることが確認できます。

SBI証券の場合、海外ETFの買付手数料は20ドルが上限なので、ETFはできる限り多くの資金を使って一気に買い付けた方が買い付けコストは安くなります。

VYMは高配当銘柄の集まりですので税制上も若干の不利を抱えていること、また、VTIの方が投資対象の分散性が高いことから、VTIの方が純資産総額が多いことからVYMは候補から外しVTIに一本化することになりました。

このような選定作業を数回行って最終的に残ったのが、

  • VT(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)
  • VTI(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)
  • VDC(バンガード・米国生活必需品セクターETF)
  • VHT(バンガード・米国ヘルスケア・セクターETF)

の4つというわけです。

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投資信託のコスト低下によりリレー投資のメリットは減っている

最近は日本国内の投資信託もかなり信託報酬が下がってきているので、ひと昔前と比べるとETFにリレー投資をするメリットは減ってきているように感じます。

私の場合、保有期間を30年程度以上としているのでわずかなコストの差にもこだわりたかったことや米国ETFの運用の透明性を高く評価していることから、リレー投資を実施しました。

結局は自分が納得できるものに投資をするのが、投資を長続きさせる一番の秘訣なのかもしれません。

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お福

30代主婦。家族5人暮らしで、毎日子育てに奮闘中です。教育のこと、投資のこと、節約のこと、暮らしのことについて記事を書いています。
夫婦で年間122万円の積立投資(つみたてNISA80万、iDeCo42万)を継続中です!

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