『ブラック・スワン』は人間の思考に潜む根本的な欠陥を考える本

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ナシーム・ニコラス・タレブ氏の『ブラック・スワン[上]』と『ブラック・スワン[下]』を読み終わりました。

以前、サラっと流し読みをしたことはあるのですが、途中で断念。今回は再チャレンジということで、時間をかけてじっくりと読み直しました。

自分の思考パターンの浅はかさを反省しつつ新たな視点を得ることができる良書でした。

どんな本だった?

ブラック・スワン(黒い白鳥)とは?

ブラック・スワン(黒い白鳥)は、この本の中では

  • ほとんどありえない事象、誰も予想しなかった事象
  • 一度起きたら非常に大きな影響がある事象
  • 事後には後付けの説明があてがわれる事象

を表す言葉として使われています。

最近だと、新型コロナウイルス感染症の流行、リーマンショック、9.11テロなどが「黒い白鳥」に当たるのだと思います。良い影響を及ぼす「黒い白鳥」もあります。

そして、黒い白鳥は人間の思考に潜む根本的な欠陥ゆえに、事前には軽視され、あるいは無視され、あるいは意識の外に追いやられ、事後には後付けの説明・理由・理屈をあてがわれて「理解」されていくのだと。

印象に残ったこと・感想

反例の積み重ねにより、真理に近づける。裏付けの積み重ねから法則を築くと間違えやすい。

ハッとさせられる考え方ですね。

白い白鳥をいくら見ても黒い白鳥がいないことの証拠にはならない。確かにそうです。

また、「黒い白鳥がいる可能性があると示す証拠はない」からといって「黒い白鳥がいる可能性はないと示す証拠がある」わけではない。確かにそうです。

私は普段、自分に都合の良い情報、自分の価値観に近い情報、共感できる情報を重視してしまいがちです。だいたいのことは単純化して「理解」したつもりになっています。

でも、真理に近づくためには、むしろ自分の価値観・先入観が間違っていると示す例を積極的に探す視点も貴重なのだと考えされられました。

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30代主婦。家族5人暮らしで、毎日子育てに奮闘中です。教育のこと、投資のこと、節約のこと、暮らしのことについて記事を書いています。
夫婦で年間122万円の積立投資(つみたてNISA80万、iDeCo42万)を継続中です!

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