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資産運用を「しない」ことが危ない?全資産を現金で持つことのリスク

投資を学ぶ
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資産運用を「しない」ことが危ない?

資産運用と聞くと「危ない」とか「怖い」というイメージを持っている人が多いですよね。私も10年以上前はそうでした。もしかしたら自分の資産が減ってしまうかもしれないのですから、普通は怖いと思いますよね。

でも今では「資産運用を全くしないことの方がよっぽど怖い」と思っています。そう思うようになった理由は2つあります。

  1. 日本円だけで資産を持つ方が危ない
  2. 物価上昇の影響を受けて現金の価値が目減りしてしまう可能性が高い

この記事では、上の2つのことについて書いていきます。

日本円だけで資産をもつことの危うさ

卵を1つのカゴに盛るな

投資投資の世界では有名な格言です。

卵を1つのカゴに盛ると、もしもカゴを落としてしまったときに全ての卵が割れてしまいます。そこで、卵を複数のカゴに分けておけば、もしも1つのカゴを落としてしまっても他のカゴの卵は割れずに済むということです。

れぽにゃん
れぽにゃん

資産運用をする時には特定の商品だけに投資するのではなく、複数の商品に投資を行い、リスクを分散した方が良いということだね。

さて、「危ないから資産運用はしない」という場合、資産のすべてを日本円で持つことになります。これこそがまさに、「卵を1つのカゴに盛った」状態なのです。資産のすべてを日本円に集中させることで逆に危うさが増しているのです。

例えば、資産をすべて日本円で持っている場合、ドル円相場が「1ドル=100円→1ドル=150円」に動いただけで、手元の日本円の価値はドルに対して33%程度下落することになります。反対に、円高が進んだ場合には、日本円の価値はドルに対して上昇することになります。

当人が意識していなかったとしても「自分の資産が増えるも減るも為替相場任せ」という状態になっているんですね。

資産運用をしない人は「自分の資産価値が万が一にでも減ったりするのが怖い」から資産運用をしないのでしょう。でも、資産運用をしないことで、皮肉なことに資産価値が毎日変動するリスクを冒してしまっているのです。

資産を日本円とドルで半分ずつ持っている場合、先ほどの例と同じくドル円相場が「1ドル=100円→1ドル=150円」に動いた場合、日本円の価値はドルに対して33%下落しますが、ドルの価値は日本円に対して33%上昇します。結局トータルでは±ゼロになり、資産の価値は保全されます。

れぽにゃん
れぽにゃん

それじゃあ、日本円だけじゃなくて、米ドル・豪ドル・ユーロみたいに複数の外貨に分散して資産を持てば良いの?

話はそう簡単ではありません。

為替はよくも悪くもゼロサムゲームと言われており、長期的な資産運用には適さないからです。また、外貨を混ぜたところで現金は現金であることに変わりなく、現金だけで資産を保有しているとインフレの影響によって資産価値が目減りする可能性があるのです。

物価上昇の影響を受けて現金の価値が目減りしてしまう

物価が上昇すると、その分手持ちの現金の価値が下がります。手元にある現金の金額は変わらなくても、物価が上がった分だけ、同じ金額で買えるものが減ってしまうからです。つまり、インフレが進むと現金の価値が目減りしてしまうのです。

れぽにゃん
れぽにゃん

インフレで現金の価値が目減りしてしまうのは分かったけど、日本はずっとデフレだったから関係ないんでしょ?

たしかに日本経済では1990年代から約20年ほどデフレが続き物価が横ばい・あるいは緩やかに下落してきました。なので、資産をすべて現金で持っていても、資産価値が目減りすることはありませんでした。

ところが、日本に住んでいる限りインフレの影響はないと考えるのは早計です。今や全世界の経済は貿易や為替でつながっているので、世界的なインフレの影響は巡り巡って日本にもやってくるのです。

また、安倍政権による経済政策では「2%のインフレ目標」を掲げており、今後は日本でもインフレの傾向が強まっていくのではないかと思われます。

日本の物価指数の推移と、インフレによって現金資産の価値がどのように目減りしていくのかはこちらの記事にまとめてあります↓

物価変動が資産価値に与える影響を緩和したい場合、物価の変動に合わせて価格が変動する不動産や貴金属などの現物資産、物価連動債券などを保有することが考えられます。また、株式への投資も物価変動の影響を吸収する効果があると言われています。

お勧めは全世界の株式への分散投資

れぽにゃん
れぽにゃん

通貨は分散させた方が良いとか、インフレの影響で資産が目減りするかもしれないとか、なんだか良く分からなくなってきたけど、結局どうすれば良いの?

通貨の分散性と、物価変動への備えを両立させながら資産運用をしたい場合、個人的にお勧めなのは全世界の株式に「長期・積立・分散」投資をすることです。具体的には、ノーロード(販売手数料無料)で信託報酬が安く(0.5%以下が望ましく、できれば0.2%程度)広範な範囲をカバーしたインデックスに連動する投資信託を数十年間積立続けることです。

海外の株式を持つということは、株式への投資を通じてその国の通貨にも間接的に投資をすることにつながります。

また、株式には物価変動の影響を吸収する性質があると言われています。会社が保有する施設の不動産価値や商品の価格設定を通じて、物価変動の影響が株価にも反映されるからです。

株式のインフレヘッジ効果については、ジェレミー・シーゲル教授の『株式投資の未来 永続する会社が本当の利益をもたらす』でも論じらていて、株式への投資はインフレ調整後の実質リターンで過去200年もの間、平均して6.5%~7%ものリターンをもたらしてきたことが実証されています。

当ブログでは、全世界の株式に「長期・積立・分散」投資をするなら、e MAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)をお勧めしています。

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投資をする場合、くれぐれも生活資金とは切り離した余裕資金の範囲内ですることをお勧めします。

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